浦添市
企画展「国立劇場所蔵 上方浮世絵展」
国立劇場おきなわ 令和7年度 第1回企画展
- アート・展示
- 浮世絵
- リアルイベント
料金
入場料 無料
内容
国立劇場が所蔵する上方浮世絵の名品約40点を展示する「国立劇場所蔵 上方浮世絵展」を国立劇場おきなわにて開催。2022~2023年に国立劇場(東京)と国立文楽劇場(大阪)で開催した同企画展の巡回展となる。国立劇場所蔵の浮世絵を国立劇場おきなわで本格的に紹介する初めての機会となる。
上方(大坂・京都)では江戸より遅れること約一世紀、18世紀末から独自の浮世絵が継続的に制作されるようになっていきました。その歴史は江戸に比べて短く、出された総数も多くはありません。しかも、歌舞伎役者を描いた「役者絵」、女性を描いた「美人画」、名所を描いた「風景画」など、様々な分野の浮世絵が出されていた江戸とは違い、役者絵の比率が圧倒的に多いのも上方の特徴の一つでした。国立劇場所蔵の上方浮世絵は、幕末から明治期の作品が特に充実しています。さらに、役者絵だけでなく、芸能に取材したおもちゃ絵、落語家が作詞した流行唄の一枚摺、錦絵新聞など種類も多様性に富み、人々が芸能文化を楽しんでいた様子を知ることができます。世界的に見ても特色豊かな個性的なコレクション、それが国立劇場所蔵の上方浮世絵です。江戸とは異なる、まったりとした世界観をお楽しみください。
監修:北川博子(甲南女子大学非常勤講師)
●公演記録鑑賞と講座「上方歌舞伎の浮世絵」
講師:北川 博子(甲南女子大学非常勤講師)
上映「歌舞伎の魅力 上方歌舞伎和事の伝承」
5/19(月)開場13:30 開演14:00
国立劇場おきなわ小劇場
定員200名 入場無料(要整理券)