那覇市
壁の時代-宮古島クバカ城跡・狩俣集落の発掘調査-
- アート・展示
- リアルイベント
料金
入場料 無料
内容
武蔵大学人文学部日本・東アジア文化学科教授の石井龍太による企画展。
14世紀以降、琉球諸島各地に壁を伴った施設が登場する。沖縄諸島の「グスク」だけでなく、先島諸島にもそれぞれ特徴ある囲壁施設が出現し、共通性と共に、地域毎、遺跡毎の相違点も認められる。その評価を巡って研究者の議論が続けられてきた。どのような壁だったのか、壁が築かれた社会背景は何か、壁の中でどんな生活が営まれていたのか等、論点は多岐に渡る。
琉球諸島のほぼ中央に位置する宮古島には、平坦地に直線的な石積みの壁を築く特徴的な例が存在し注目される。本展示では、企画者が学生達と共に進めて来た宮古島クバカ城跡、狩俣集落の発掘調査成果を起点に、琉球諸島各地に分布する囲壁施設を紹介し、「壁の時代」のはじまりとなった中世琉球史を問い直す。
9/6(金)~19(木)@武蔵大学図書館エントランス
ギャラリートーク:9/18(水)9:00/10:00(先着30名)
9/25(水)~10/1(火)@沖縄県立博物館・美術館エントランス
ギャラリートーク:9/25(水)10:00、9/29(日)10:00/13:00、10/1(火)16:00
12/11(水)~22(日)@宮古島市歴史文化資料館
ギャラリートーク:12/11(水)・22(日)各10:00/13:00