那覇市
企画展「小禄村合併70周年 ウルク今昔」
- アート・展示
- リアルイベント
料金
一般 350円
65歳以上那覇市民 175円
大学生以下 無料
内容
那覇の歴史は小禄から始まった。
日本最古とされる3万年以上前の人骨、縄文時代に相当する集落跡など、先史時代の遺跡が複数確認されており、早い時期から人々が生活を営んでいたことが確認できる。
1673年尚貞王の時代に、真和志間切三村から小禄村・金城村・儀間村の3村を、豊見城間切から大嶺村・宇栄原村・赤嶺村・高良村・具志村・當間村・安次嶺村・ぐし宮城村の8村を分割して、新たな行政区として小禄間切が誕生した。その後、湖城村・松川村・堀川村・田原村が新設され、最終的には15村で構成される間切となった。近世・近代を通じて畑作・織物生産・養豚が盛んだったが、なかでも小禄紺地(ウルククンジー)は県外にも出荷され、名声を博した。
終戦後、小禄村の大半は米軍によって占領されていたため、もとの地域に帰れない人々は高良・宇栄原一帯に移り住み、さらにそこから田原に築かれた新部落などに移り住んだ。
本企画展では、先史時代から戦後の小禄が歩んできた歴史を紹介する。