京都府京都市
劇艶おとな団プロデュース公演『9人の迷える沖縄人~after'72~』
- 演劇・舞台
- リアルイベント
日程
料金
前売 3500円
当日 4000円
25歳以下 2000円
18歳以下 1000円
未就学児入場不可
内容
●出演・スタッフ
作:安和学治/国吉誠一郎
演出:当山彰一
出演:仲嶺雄作/國仲正也(鳩ス)/犬養憲子(芝居屋いぬかい)/島袋寛之(TEAM SPOT JUMBLE)/当山彰一(劇艶おとな団)/宇座仁一(宮城元流能史之会)/上門みき/伊禮門綾(劇団綾船)/与那嶺圭一(TEAM SPOT JUMBLE)
舞台監督:當山恵一(舞創造)
照明:稲嶺隆(沖縄舞台)
音響:安和学治
制作:島袋景子/土屋わかこ/新垣七奈
●あらすじ
1972年沖縄の本土復帰を目前に、有識者から主婦、戦争を体験した老婆、沖縄へ移住した本土人などがひとつの部屋に集められた。
「でも貴方、日本がもし万が一、攻めこまれた場合、戦争はしませんって言っていられると思いますか?」
「本土化するってのはどういうことなんだ!」
「私も胸を張って基地はいらないと言いたいです。」
「のんびりすることが美徳なら、基地も受け入れてのんびりやったらどうですか?」
語られるそれぞれの沖縄に対する想い、日本への想い、そして戦争、恒久平和への想い、いろいろな想いが交差して、渦の中に引きずり込まれていく。
●アーティストコメント
この作品で沖縄人だけではなく、全ての日本人に問いかけたつもりです。
今の日本に暮らす人々に足りないこと、気付くべきこと。平和で安全に暮らしている毎日が、沖縄だけではなく、何処かの場所や人や環境が犠牲になっていること、別にそれらすべてを改善して正しい道をなんて思っちゃいません、でもそれを知って、その犠牲や献身の上に成り立っていることをちょっとだけ考えたっていいじゃないですか。(安和学治・劇作家)
●劇団プロフィール
劇艶おとな団(Gekisyoku Otonadan)
2011年、大人バンド結成ブームに刺激された演奏ができない大人達が集まり、ならば体と声を使って自分を表現しよう!と結成。主宰の当山彰一、安和朝彦、安和学治の3名で団員を集め「劇艶おとな団」を立ち上げ、同年6月にオリジナル脚本によるうちなー現代演劇「うちかび」を上演。カフェオーナー、不動産社長、カメラマン、県庁職員、会社員、郵便局員、俳優と、いろんな職種のメンバーから成る。「大人が夢を見、実現できなくちゃ、子どもと夢を語れない」と大人が本気になるとこんなに素敵な事が出来る。2015年には制作会社として「一般社団法人おきなわ芸術文化の箱」を設立。2017年那覇市銘苅に小劇場スペース「銘苅ベース」を開設し、演劇を通したさまざまな活動を県内各地で行っている。沖縄を舞台にした全作品オリジナル脚本で、随所にうちなーぐちを取り入れた、うちなー現代芝居。子どもからお年寄りまで親子三世代で観て楽しめる作品が特徴。「9人の迷える沖縄人」は同劇団の代表作。今回は、他劇団や伝統芸能、沖縄芝居で活躍する役者を客演に迎え、沖縄の芸術文化の多様性も発信する。
●関連イベント
沖縄を味わう〜『9人の迷える沖縄人』を通して〜
大石Dの勉強会 特別編
2023/5/29(月)19:00〜21:00
場所:アートコミュニティスペースKAIKA&オンライン配信
参加料:1,000円(会場参加・オンライン視聴とも)