東京都港区
野村恵子 写真展「龍宮」
KEIKO NOMURA PHOTO EXHIBITION
- アート・展示
- 写真
- リアルイベント
内容
沖縄に移住してから現在までの近作を軸に、1990年代後半から沖縄にて撮り続けてきた写真を、いまの視点であらためて見つめ直し、再構成した作品群を展示。映像作品の展示も予定。
,●トークイベント
3/28(土)18:00 柿島貴志(Poetic Scape代表/本展ディレクター)
4/01(水)18:15 宮沢和史(音楽家)/安東嵩史(編集者)要予約
4/25(土)16:00 安東嵩史(編集者)
作家メッセージ
龍宮 Ryugu―それは闇ではなく、光に澄む青の彼方。
沖縄の海の果てに、わたしはあなたをおもう。
波は今日も、光とともに満ちては還ってゆく。
野村恵子
野村恵子の作品には、常に「生と死」というテーマがその根底にある。それは二項対立ではなく、互いに分かちがたく結びついたものとして捉えられてきた。2020年、東京を離れ、自身のルーツである沖縄へ移り住んだ野村は、自然と寄り添う暮らしの中で、死者が還る場所であり神々の住まう理想郷ともされる「ニライカナイ」の観念と自身の死生観を交錯させながら、その表現の輪郭をいっそう明確にしていった。沖縄に伝わる海の神・龍神の伝承を手がかりに、野村は「青」の光の中に、生と死、祈り、そして島に刻まれた時間の層を掬い上げようとしている。生命をめぐるその大いなる循環は、やがて私たちの内部へと静かに息づいていく。
柿島貴志(本展キュレーター)