一般 5500円

神奈川県在住・在勤 4900円

24歳以下 2750円

高校生以下 1000円

65歳以上 5000円

チケットに関する問合せはチケットかながわ（0570-015-415）で受付

未就学児入場不可

沖縄在住の若手劇作家・兼島拓也が書き下ろし、沖縄に出自を持つ田中麻衣子が演出を手掛ける舞台作品。アメリカ占領下の沖縄で起こった1964年の米兵殺傷事件を基に書かれたノンフィクション「逆転」（伊佐千尋著、新潮社・岩波書店刊）に着想を得て、当時の資料や、現代を生きる東京の若者たち、基地問題の専門家、同じ基地の町・横須賀に暮らす人たちなどにヒアリングし、兼島が田中と推敲を重ねながら、1年の歳月をかけて書き上げた。沖縄の過去と現在と未来が交錯する中で、複雑性を包含する沖縄と日本の国のあり方を直視する物語。

2022年の初演時には、第30回読売演劇大賞優秀作品賞受賞、第26回鶴屋南北戯曲賞ノミネート、第67回岸田國士戯曲賞最終候補作に選出されるなど注目を集めた本作が、2024年5～6月に神奈川、京都、福岡、沖縄で再演となる。

作：兼島拓也
演出：田中麻衣子
出演：中山祐一朗／前田一世／佐久本宝／蔵下穂波／小川ゲン／神田青／魏涼子／あめくみちこ

あらすじ：雑誌記者の浅野は、60年前の沖縄で起きた米兵殺傷事件について調べることになったのだが、実はその容疑者が自分の妻の祖父・佐久本だったことを知る。調査を進めながら記事を書くうち、浅野は次第に沖縄の過去と現在が渾然となった不可解な状況下にいざなわれ、「沖縄の物語」が育んできた「決まり」の中に自分自身も飲み込まれていく…。

5/24（金）～6/2（日）神奈川芸術劇場 中スタジオ
6/7（金）・8（土）ロームシアター京都 サウスホール
6/15（土）久留米シティプラザ 久留米座
6/22（土）・23（日）那覇文化芸術劇場なはーと 小劇場

公演詳細

https://www.kaat.jp/d/raikamu2024