浦添市
組踊公演『賢母三遷の巻(けんぼさんせんのまき)』
- 伝統芸能
- リアルイベント
日程
2022年04月23日(土)
開演:14:00
料金
入場料 3500円
内容
子供の教育には環境を選ぶことが大切である―「孟母三遷」の逸話を組踊化した世話物『賢母三遷の巻』。伝統組踊保存会が2003年(平成15年)に復活公演し、国立劇場おきなわでは2012年(平成24年)に上演され、8年ぶりの上演となる。第1部では、春らしく「若衆踊り」をテーマに若手実演家たちが初々しく舞台を飾る。
第1部 琉球舞踊「若衆踊り」~春風の舞い~
「若衆特牛節」濱川南/中西ここ乃
「若衆ゼイ」 新里花野/古堅莉乃/新城蘭菜
「四季口説」 與那覇桂子/山城亮子/平安座彩/田島吟
「若衆揚口説」下地智子/砂川沙夜香
第2部 組踊『賢母三遷の巻』
立方指導:親泊興照
地謡指導:島袋功
あらすじ
早くに夫を亡くした安川の子の妻は、一人息子千代松の養育のため田舎で機織りなどをして生計を立てていた。千代松が、田舎では百姓を、町方では商人の真似をして母を困らせるので、士族の子弟として学問を身に着けさせたいと願う母が、髙嶺村の学校の近くに三度目の引っ越しをしたところ、千代松は勉学に励むようになった。髙嶺村でのつましい生活の中でも千代松は勉強を怠らず、いつしかその姿は慈悲深い領主として名高い豊世松の按司の目にとまり、親子は世の模範として引き立てられるのだった。
配役
千代松:宮城茂雄
母:海勢頭あける
豊世松の按司:親泊久玄
島袋:大湾三瑠
岩崎の比屋:真境名律弘
下庫理:田口博章
吉盛の子:伊藝武士
きやうちやこ持ち:島袋浩大
地謡
島袋功(歌三線)/山内昌也(歌三線)/仲村渠達也(歌三線)/徳田泰樹(歌三線)
米須弥生(箏)/大城建大郎(笛)/伊禮薫(胡弓)/金城盛松(太鼓)