那覇市
石川文洋とベトナム戦争
美術館コレクション展
- アート・展示
- リアルイベント
料金
一般 400円
高大生 220円
県外小中学生 100円 (県内小中学生・未就学児無料)
内容
※会期は7/13〜12/5までから、〜2022/1/23まで延長。
美術館コレクション展では、3室に分けて沖縄の美術や写真を紹介する。
コレクションギャラリー1「石川文洋とベトナム戦争」
石川文洋(1938-)は、沖縄生まれの写真家。1964年、毎日映画社を辞めて「無銭旅行」をしていた石川が香港に滞在していた頃、「トンキン湾事件」が発生、これをきっかけにアメリカはベトナム戦争への本格的な介入を深める。翌年から石川は従軍写真家として米軍海兵隊に属し、ベトナム戦争を撮りはじめ、帰国後も同地を撮り続けている。本展では、石川がベトナムに滞在していた頃に撮影された写真を中心に紹介する。
コレクションギャラリー2「川平惠造展」
沖縄をテーマに描く郷土の画家、川平惠造の絵画を紹介。1976年から2013年までに制作された21点の作品を、時代性をテーマとする細密描写の「Now…」シリーズと、抽象表現を極めた「夏」シリーズとが一望できる、沖縄県立博物館・美術館では初めての個展。
コレクションギャラリー3「沖縄美術の流れ」
沖縄にはその風土や歴史から生まれてきた独特な文化があり、美術も時代や置かれた状況に大きく影響されながら培われてきた。本展では「沖縄美術の流れ」として、戦前、戦後復興、本土復帰後、移民、そして現代美術に章を分け、沖縄の近現代美術を時系列に紹介する。前年度に収集した作品も初公開し、県外から来て美術教育に携わった作家たちによる沖縄美術への影響も考察させる内容となっている。