那覇市
琉球の横顔 描かれた「私」からの出発
- アート・展示
- リアルイベント
料金
一般 1100円
高大生 500円
県外小中学生 200円
内容
月曜休館(1/10は開館し、1/11休館)
12/29~1/3休館
金土曜20:00まで
アジア諸国と交易をおこなっていた琉球王国時代から、沖縄は独自の文化を形成してきた。しかし、日本の一部となった後の1932年、沖縄出身の久志芙沙子の小説『滅びゆく琉球女の手記(原題は「片隅の悲哀」)』が婦人公論に掲載されると、ハジチなどの習俗に対する表現をめぐり、在京の沖縄県学生会から抗議が起こり、未完のままとなった。本展は、89年前に久志がすくった「弱者への差別や偏見」という問題を21世紀の今日に受け止め、表現の限界に迫る方法論を実践するアーティストを取り上げる。沖縄系ハワイ移民をルーツに持つアメリカの作家や1977年に発足した沖縄女流美術家協会の作家、沖縄県立芸術大学などで学んだ作家の作品など、沖縄に生まれ、あるいは沖縄にゆかりのある16人の作家の作品約50点を展示する。沖縄美術の多文化的な側面と可能性を感じて、アートの新たな展開を楽める。
出品作家:池原清子/久場とよ/中島イソ子/西村立子/上原よし/砂川喜代/石垣克子/ローラ・キナ/エミリー・ハナコ・モモハラ/喜屋武千恵/山川さやか/遠藤薫/胡宮ゆきな/泉川のはな/寺田健人/仁添まりな
★展示解説会
1/8(土)14:00~15:00(13:30受付開始)
定員25名(要事前申し込み)、中学生以上対象
無料(当日有効の「琉球の横顔」展チケットが必要)
公式URL
沖縄県立博物館・美術館