東京都国立市
森口豁と金城実~ふたりのニーニーの映画&トークショー with 川口真由美ライブ
参考上映『広場の戦争展・ある「在日沖縄人」の痛恨行脚』
- 講演・講座
- リアルイベント
日程
2019年06月01日(土)
開場:14:30 開演:15:00 終演:18:00
料金
入場料 2000円 (1ドリンク別途)
内容
[出演]森口豁/金城実/川口真由美
15:00 映画上映
15:30 トーク
17:00 ライブ
参考上映『広場の戦争展・ある「在日沖縄人」の痛恨行脚』(森口豁/1979年/30分)
大阪に住む沖縄生まれの彫刻家・金城実が沖縄戦を描いた巨大なレリーフを持って全国を行脚するのに密着した作品。そこから見えてくる風景は。
出演者プロフィール
森口豁(もりぐち・かつ)
ジャーナリスト・カメラマン。1937年東京生まれ。玉川大学を中退して1959年沖縄に渡り、琉球新報社会部記者を経て日本テレビ「沖縄特派員」カメラマン、ディレクターを務め1974年まで沖縄で暮らす。その後も沖縄と関わり、報じ続けて50数年。「沖縄を語る一人の会」主宰。沖縄をテーマにしたテレビドキュメンタリー作品を28本製作。「ひめゆり戦史 いま問う国家と教育」、「島分け沖縄鳩間島哀史」などでテレビ大賞優秀個人賞、日本ジャーナリスト会議奨励賞受賞。その後もビデオによる沖縄戦体験者の証言記録にも取り組み、2003年は山形国際ドキュメンタリー映画祭に参加。主な著作に「沖縄近い昔の旅ー非武の島の記憶」、「子乞い 沖縄孤島の歳月」、「復帰願望ー昭和の中のオキナワ 森口豁ドキュメンタリー作品集」、「だれも沖縄を知らない 27の島の物語」、最新刊に「米軍政下の沖縄 アメリカ世(ゆー)の記憶」(高文研)、写真集「さよならアメリカ」(琉球烈像第7巻・未来社)など多数。
金城実(きんじょう・みのる)
彫刻家。沖縄県浜比嘉島生まれ、読谷村在住「芸術は解放の武器たりうるか」 。沖縄の受難史や戦争の惨禍、人間の尊厳をテーマに彫刻の創作を続けている、差別や貧困の現場に身を置き、作品をアトリエから持ち出してキャラバンを行うなど“闘う芸術家"としても知られる。沖縄から東京、大阪、そしてふたたび沖縄へ。圧倒的な存在感で迫る作品群、多くの人たちとの出会いの中で育まれた、しなやかで広大無辺な思想性のある作風。代表的な作品「戦争と人間」は高さ4メートル、長さ10メートルに及ぶ巨大レリーフである。1970年代末から翌80年にかけ、この作品群をトラックに積み込んだキャラバンは水俣や筑豊、三里塚、「原爆の図」の丸木美術館など全国80ヶ所以上を巡回した。
川口真由美(かわぐち・まゆみ)
京都在住シンガーソングライター。障害者施設代表。3人の子供を育てるシングル・マザー。戦争反対・護憲・沖縄基地建設反対などの運動に参加しながらメッセージを込めた引き語りやピアニカなどを使った演奏を行なっている。辺野古には月1回のペースでゲート前の座り込みなどに参加。その場においても「歌」や「踊り」で連帯を続けている。「戦争の悲しみから生まれたのが憲法9条なら、私は憲法と平和といのちを歌っていきたい。戦争のために子供を産んだのではない。その一点で母親たちは連帯できると思うのです。」との思いを持ち、ファーストアルバム『想い続けるー沖縄・平和を歌う~』を2016年12月8日にリリース。川口真由美のドキュメンタリー映画『レジスタンスなう!』がアジア国際映画祭新人女優賞受賞。台湾での表彰式に出席。2018年5月セカンドアルバム『ヒトノチカラ』をリリース。