東京都国立市
『沖縄列伝第1 島小』沖縄、幻のドキュメンタリー上映会&トーク
16ミリフィルム/1978年/75分
- 映画
- リアルイベント
日程
2019年02月10日(日)
開場:15:30 開始:16:00 終了:19:00
会場
キノ・キュッヘ 〒186-0005 東京都国立市西2-11-32 B1
料金
入場料 1500円
内容
沖縄、幻のドキュメンタリー上映会
映画上映『沖縄列伝第1 島小』
トーク:小野沢稔彦/池城安俊
『沖縄列伝第1 島小』
監督:吉田豊
音楽:喜納昌吉
ナレーション:松田優作
16ミリフィルム/1978年/75分
※オリジナル16ミリフィルムによる上映
『沖縄列伝第1 島小(しまぐわぁ)』は、1976年に沖縄を訪れ、3年にわたり沖縄の実情をレポートしてきた吉田豊監督の作品。金武湾の石油備蓄基地(通称CTS)建設に反対する「金武湾を守る会」の活動とその闘争を取り巻く人々の様々な思いを綴ったドキュメンタリー。ナレーションは、吉田監督の高校時代からの友人で、演劇、映画活動の仲間でもある松田優作。音楽は、当時本土(ヤマト)で、熱い旋風をここしていた「喜納昌吉とチャンプルーズ」のリーダー喜納昌吉(映画にも出演)が担当。日本復帰から6年目の沖縄。ヤマト(日本)の強大なエネルギーによって徐々に吸収され、経済的にも、政治的にも、文化的面でも、沖縄独自の姿を変えつつある。美しい沖縄の自然、貴重な水源である山々の木々は、米軍の実弾演習によりハゲ山にされ、海は本土の巨大資本によって埋め立てられ、そこに石油備蓄のタンクが林立し、サンゴは息絶え絶えとしている。この映画は、そうした沖縄の状況下、沖縄独自の生活のサイクル、自然、文化を生かした未来にわたって自立、持続する沖縄を想像していこうとする人々の戦いの記録である。島小(しまぐわぁ)とは、沖縄にもともとあるものの総称を言い、草や木々、馬や豚、そしてウチナーンチュ(沖縄人)それら全てを「島小」と呼ぶ。「島小」とは何よりも沖縄の心であり、沖縄の人々の心の原点なのである。
[出演]トーク:小野沢稔彦/池城安俊
出演者リンク
- 小野沢稔彦
- 池城安俊