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戦後に作られた創作組踊の戯曲集が登場、国立劇場おきなわで関連シンポジウムも開催

2026.02.02
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戦後に作られた創作組踊の戯曲集が登場、国立劇場おきなわで関連シンポジウムも開催

琉球王朝時代から300年以上の歴史を持つ沖縄の伝統芸能「組踊」の中には、古典組踊だけでなく、戦後に誕生した「創作(新作)組踊」も多数存在する。だが、国立劇場おきなわ開館の2004年より前に発表された作品については、アーカイブ体制が整っていなかったこともあり、台本が見つかっていないものも多いという。そうした作品を次世代に継承すべく、同劇場の支援団体である「アジア・太平洋文化交流ネットワーク in 沖縄」が編纂・刊行したのが『戦後創作組踊集』だ。編纂時点で台本の内容が確認でき、権利者の許可が取れたもので、他の書籍等に載っていない作品を中心に全9本の台本を掲載するほか、昨年11月までに確認できた戦後の新作・創作組踊作品も一覧にまとめている。創作組踊の世界を知るうえで、貴重な資料といえるだろう。書籍は同劇場チケットカウンターのほか、郵送でも購入可能(送料別)。2/8(日)には同劇場で関連シンポジウム「戦後の新作・創作組踊を考える」を開催予定。

『戦後創作組踊集』
2,500円
2026/2/8発売
購入問合せ:アジア・太平洋文化交流ネットワーク in 沖縄 apcnokinawa@gmail.com

◆戦後の新作・創作組踊を考える
https://www.piratsuka.com/detail/855385

第1部 シンポジウム「戦後の新作・創作組踊を考える」
登壇:眞境名正憲(伝統組踊保存会元会長)/金城陽一(国立劇場おきなわ常務理事)/鈴木耕太(組踊研究者)/大野順美(APCN沖縄)

第2部 新作・創作組踊を聴く
・戦前の創作組踊 眞境名由康 作「人盗人」
・沖縄タイムス芸術祭の時代 阿波連本啓 作「修羅の門」
・国立劇場おきなわ開場の時代 大城立裕 作「海の天境」
・新しい琉球古典音楽へのアブローチ 勝連繁雄 作「平敷屋朝敏~哀・愛しゃ~」

出演:安次嶺浩和(立方)/徳里芽蓮(立方)/大湾三瑠(立方)/玉城和樹(地謡)/比嘉誠伍(地謡)/宮城さつき(進行)

日時:2026/2/8(日)16:00開場/16:30開演/18:40終演
会場:国立劇場おきなわ小劇場(浦添市)
料金:入場無料
問合せ:アジア・太平洋文化交流ネットワーク in 沖縄 apcnokinawa@gmail.com