約3,000点の美術作品を所蔵する石橋財団が、そのコレクションと現代のアーティストとのコラボにより、美術の新たな可能性を探る展覧会シリーズ「ジャム・セッション」。その第6回目として、沖縄出身のビデオアーティスト・山城知佳子と、東北を拠点に活動する写真家・志賀理江子が参加する作品展「漂着」が、東京駅近くのアーティゾン美術館で、1/12（月祝）まで開催されている。山城の新作は、沖縄・パラオ・東京大空襲の記憶を映像で結び、語りや歌、祈りを交錯させて作り上げた映像インスタレーション。本作は東京での展示を終えたあと、1/25（日）～2/1（日）には那覇文化芸術劇場なはーと大劇場で、「戦後」80年特別企画「リコーリング（ス）－シアトリカル・バージョン2025」として、展示と上映を織り交ぜた形で「上演」される予定だ。世界的にも高い評価を得ている山城の新作、ぜひお見逃しなく。

◆ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山城知佳子×志賀理江子「漂着」
https://www.artizon.museum/exhibition/detail/589

日時：2025/10/11（土）～20206/1/12（月祝）10:00～18:00（金曜は20:00まで）
※月曜休館、ただし祝日は開館し翌火曜日に休館
会場・問合せ：石橋財団アーティゾン美術館（東京都中央区京橋）TEL.050-5541-8600
料金：Web予約1200円/窓口販売1500円（予約枠に空きがあれば販売）/高大専門学校生 無料（要予約）/中学生以下・障がい者およびその付添1名 無料（予約不要）

◆山城知佳子「リコーリング（ス） – シアトリカル・バージョン 2025」
https://www.nahart.jp/stage/20260124/

日時：2026/1/25（日）～2/1（日）※1/28・29休演
会場・問合せ：那覇文化芸術劇場なはーと大劇場　TEL.098-861-7810
料金：一般2000円/24歳以下および障がい者・介助者1000円（当日各500円増、未就学児無料）