話題の映画をゲストトーク付きで観る「第10回 ねりま沖縄映画祭2025」
- 2025.09.29
- イベントニュース

沖縄を題材にした映像作品を練馬区内で上映する「ねりま沖縄映画祭」が、10/11(土)~11/24(月祝)の期間中、土日祝日を中心とした全10日間で開催される。今年は80代の現役漁師、三線職人、沖縄戦戦没者の遺骨収集者、ひめゆり学徒隊の生存者、女性写真家・石川真生など、沖縄の戦後を生きてきた人物を追うドキュメンタリー作品を中心に、9作品を上映。すべての回で監督等によるゲストトークもあり、作品をより深く楽しめる。
◆第10回 ねりま沖縄映画祭2024 わたしの沖縄 あなたの沖縄
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10/11(土)、12(日)19:00@Coconeri3F 練馬区立区民・産業プラザ研修室1
『勝ちゃん-戦後の沖縄』2024年
ゲスト:景山あさ子(監督)
1944年生まれの現役漁師「勝ちゃん」の半生を通し、沖縄の庶民の戦後史を描くドキュメンタリー。
10/13(月祝)18:00@練馬区役所 地下多目的会議室
10/25(土)19:00@Coconeri3F 練馬区立区民・産業プラザ研修室1
『SANSHIN~三線~』2021年
ゲスト:本間章子(監督)
三線職人達の貴重な技や作り手としての思い、三線の音色が息づくさまざまな情景を写した2年間の記録。
10/26(日)19:00@Coconeri3F 練馬区立区民・産業プラザ研修室1「NDUの世界」
『アジアはひとつ』1972年
ゲスト:中村葉子(大阪公立大学客員研究員)
「NDU(日本ドキュメンタリストユニオン)」は、近代日本の植民地主義による暴力を見つめた映画集団。西表島の炭鉱夫、日本の植民地時代を生きた朝鮮人、戦後帰国できず放置された台湾人など、東アジアの人々の姿を記録したドキュメンタリー。
10/31(金)18:30@Coconeri3F 練馬区立区民・産業プラザ研修室1
『遠いところ』2022年
ゲスト:工藤将亮(監督)
コザに暮らし、17歳で母となった少女が、連鎖する貧困や暴力に抗おうともがく姿を描くドラマ。
11/2(日)@練馬区役所 地下多目的会議室「沖縄戦80年 沖縄の歴史と今を見つめる」
10:00/13:00『骨を掘る男』2024年
沖縄戦戦没者の遺骨を40年以上にわたり収集し続けてきた「ガマフヤー」こと、具志堅隆松の活動を追ったドキュメンタリー。
16:00『ひめゆり戦史 いま問う、国家と教育』1979年
沖縄戦時に看護要員として戦場動員された「ひめゆり学徒隊」の生存者が、初めて戦場の酷さや日本兵の罪業について証言したドキュメンタリー。
17:00 トークセッション 出演:奥間勝也(映画監督)/森口豁(ジャーナリスト)/永田浩三(ジャーナリスト)
※当日の上映作品のいずれかを鑑賞した人はトークセッション入場可
11/16(日)18:00@練馬区役所 地下多目的会議室「沖縄を写しつづける石川真生」
『オキナワより愛を込めて』2023年
沖縄の人々を撮り続けてきた写真家・石川真生の半生を赤裸々に描くドキュメンタリー。
ゲスト:砂入博史(監督)
11/23(日)19:00@練馬区生涯学習センターホール「NDUの世界」
『沖縄エロス外伝 モトシンカカランヌー』1971年
「モトシンカカランヌー」は、沖縄の言葉で「元金のいらない商売」、つまり売春婦、ヤクザ、泥棒などの意味。NDUのメンバーが米軍占領下の沖縄に密航し、そうした人々を記録したドキュメンタリー。
ゲスト:小野沢稔彦(映画プロデューサー・監督・脚本家・批評家)
11/24(月祝)19:00@練馬区生涯学習センターホール「沖縄を写しつづける石川真生」
『劇場が終わるとき』2024年
1950年に建てられた沖縄最古の木造映画館「首里劇場」は、館長の急逝に伴って2022年に解体された。その最後のようすを、写真家の石川真生が写真に収めた日々を追ったドキュメンタリー。
ゲスト:真喜屋力(監督)
料金:1作品あたり前売1000円/当日1200円、18歳以下・ハンディのある方1作品あたり800円、3枚綴り券2700円
前売券購入はこちらから⇒https://nerimaokinawaeigasai.peatix.com
問合せ先:ねりま沖縄映画祭事務局(柏木)TEL.090-8311-6678 nerimaeigasai@yahoo.co.jp