戦後80年の夏、沖縄出身俳優が挑む舞台『グスーヨー! 32軍壕へメンソーレ』
- 2025.06.02
- イベントニュース

首里城地下に眠る沖縄戦の負の遺産・日本陸軍32軍司令部壕を舞台に、今も沖縄が抱える問題や葛藤、そして未来への希望を描く演劇作品『グスーヨー! 32軍壕へメンソーレ』が、8/6(水)~10(日)に東京・中野の劇場MOMO、8/23(土)・24(日)に沖縄市民賞劇場あしびなーで上演される。東京で活動する沖縄出身俳優らによる「沖縄俳優部」が企画制作を担い、藤木志ぃさー(脚本も担当)、ベンビー、外間愛彩、平良太宣、シーサー玉城、海老澤健次が出演。音楽はりんけんバンドの照屋林賢。
沖縄俳優部Instagram(最新情報はこちらから)
https://www.instagram.com/okinawa.haiyu_bu/
◆『グスーヨー! 32軍壕へメンソーレ』
脚本:藤木志ぃさー
演出:鷹野克己
音楽:照屋林賢(りんけんバンド)
出演:藤木志ぃさー/シーサー玉城/ベンビー/海老澤健次/外間愛彩/平良太宣
[東京]
日時:2025/8/6(水)~10(日)※開場は開演30分前
8/6(水)19:00開演
8/7(木)・9(土)14:00/19:00開演
8/8(金)14:00開演
8/10(日)11:00/15:30開演
会場:劇場MOMO(中野)
料金:早割4500円(6/5~9販売)/前売6000円/当日6500円
[沖縄]
日時:2025/8/23(土)19:00開演、8/24(日)13:00/17:30開演(開場は開演30分前)
会場:沖縄市民小劇場あしびなー
料金:早割3000円(6/5~9販売)/前売3500円/当日4000円
沖縄・東京共通応援チケット:応援チケット10000円/返礼品応援チケット20000円(舞台オリジナルラベル泡盛付)
チケット問合せ 2025.32gungouhe.mensore@gmail.com
総合問合せ(沖縄俳優部)okinawa.haiyuubu@gmail.com
あらすじ)
2019年首里城炎上。その後、県民の熱い思いをのせた再建話と共に、首里城地下に眠る沖縄戦の負の遺産、日本陸軍32軍司令部壕の話題も再熱する。実際、その思いを証明するように、2024年11月に県の史跡として指定される。
そして26年の首里城復活から遅れること2年、第5抗口から全長400メートルのわずか5分の1ではあるが85年の沈黙を破り、明後日の8月15日の終戦記念日に一般の公開運びとなった。そこでガイド第一号の役を勝ち取ったのが、バイリンガルでアメリカ人の父とウチナーンチュの母の間に産まれた大城メリサ。実は、彼女がガイド第一号を目指したのには、誰にも言えない理由があった。
そんな彼女の前に、第32軍司令部壕に対する様々な思いを持った者たちが次々と現れ、彼女に絡んでくる。さて、この壕は無事に8月15日の公開を迎えることが出来るのであろうか…。