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二人の沖縄県知事の闘いを追ったドキュメンタリー映画『太陽(ティダ)の運命』沖縄で3月から先行上映スタート

2025.03.01
  • イベントニュース
二人の沖縄県知事の闘いを追ったドキュメンタリー映画『太陽(ティダ)の運命』沖縄で3月から先行上映スタート

戦後アメリカ占領下の沖縄で米軍に立ち向かった政治家、瀬長亀次郎の生涯を描いた映画『米軍が最も恐れた男 カメジロー』2部作(2017/19)などを手がけた佐古忠彦監督が、沖縄をテーマに撮ったドキュメンタリー映画の最新作『太陽(ティダ)の運命』が、3/22(土)から那覇・桜坂劇場で先行上映される。

本作は、戦後の沖縄県知事の中から第4代・大田昌秀(任期1990~98年)と、第7代・翁長雄志(任期2014~18年)に焦点を当て、それぞれの信念に生きた二人の知事が沖縄の尊厳と平和を守るべく、日本政府に不屈の闘いを挑んだ足跡をたどったものだ。二人の周囲にいた人々の証言も交えつつ、彼らが国と対峙し苦悩する姿を追う中から、今の日本が抱える問題や矛盾、そして沖縄に押しつけられ続けている理不尽の数々を、くっきりと浮かび上らせている。民主主義と地方自治がよりいっそう蔑ろにされつつある今、ぜひ多くの人に見てほしい一作だ。県外では4/19(土)渋谷ユーロスペースを皮切りに、全国各地で順次公開予定(詳細はオフィシャルサイト参照)。琉球放送創立70周年記念作品(琉球放送・TBSテレビ制作)。

映画『太陽(ティダ)の運命』オフィシャルサイト
https://tida-unmei.com/