「死者へのカジマヤー」を作品化 胡宮ゆきな展「Re-heat and Reborn」
- 2024.08.29
- イベントニュース
沖縄出身で、現在は台湾を拠点に活動する美術家・胡宮ゆきなが、8/30(金)~9/29(日)に那覇文化芸術劇場なはーとで、作品展「Re-heat and Reborn-風連りてぃ巡る(かじちりてぃみぐる)-」を開く。展示するのは、彼女が祖母の死後、祖母のために行ったカジマヤー(数えで97歳の長寿祝い行事)プロジェクトの記録で構築したインスタレーション作品。沖縄の長寿のお祝い「カジマヤー」の風習と、中華圏の宗教儀式や葬儀文化に欠かせない紙細工「紙紮シサツ」を混ぜ合わせた「死者へのカジマヤー」を通して、生と死、死者とのコミュニケーション、超高齢化社会を考える内容となっている。また、台湾を拠点に活動する4人組映像作家集団「2ENTER」が本企画に賛同して制作した映像作品と、写真家・伊波リンダが撮影した一連のプロジェクトの記録写真も併せて上映・展示する。
◆胡宮ゆきな展「Re-heat and Reborn-風連りてぃ巡る-」
https://www.nahart.jp/stage/1717571094/
日時:2024/8/30(金)〜9/29(日)※9/2・17休館
場所・問合せ:那覇文化芸術劇場なはーと TEL.098-861-7810
料金:入場無料
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