戦後アメリカの統治下で、独自の発展を遂げてきた沖縄のビックバンドサウンド。その継承と後進の育成を目標に、トロンボーン奏者の真栄里英樹が中心となり、2016年に結成したのが「真栄里英樹BIGBAND」だ。ジャズのスタンダードや沖縄民謡のアレンジ、オリジナル曲など幅広いレパートリーを持ち、県内を中心に活動してきた彼らが、5/3（金祝）に宜野湾市の沖縄コンベンションセンター劇場で、スペシャルコンサート「Tarbo’s Melodies」を開く。

Tarbo（ターボ）は沖縄を代表するラテンロックバンド「DIAMANTES」のギタリスト（故人）で、真栄里自身もDIAMANTESのサポートメンバーとして、約10年にわたり共演した経験を持つ。今回はアルベルト城間らDIAMANTESのステージメンバーと、ターボがかつて在籍したハードロックバンド「紫」のリーダー・ジョージ紫をゲストに迎え、ターボや彼らの楽曲もビッグバンドサウンドにアレンジして演奏するとのこと。この日にしか聞けない、貴重なコラボステージになりそうだ。