沖縄を拠点に演劇活動を行うエーシーオー沖縄が、3月に東京で『カタブイ、1995』『島口説』『密航者～波濤をこえて～』の3作品を連続上演する。まず3/15（金）～18（月）は下北沢小劇場B1で、2022年に発表した復帰50年企画作品『カタブイ、1972』に続く2作目『カタブイ、1975』を上演。本土復帰後も米軍基地や日米地位協定が存在し続ける沖縄で、複雑な思いを抱えながら生きる人々の姿を描く。続いて3/20（水）～23（土）は、米軍基地のある沖縄の街を舞台に、戦中・戦後をたくましく生き抜いた女性の半生を辿る『島口説』。3/27（水）～30（土）は1955年、本土から当時アメリカ統治下にあった沖縄へ、恋人に会うため密航した女性の物語『密航者～波濤をこえて～』を、共に新宿のR’sアートコートで上演する。本土復帰から半世紀以上が過ぎても終わらない「沖縄の戦後」について、深く考える機会となるはず。『カタブイ、1975』は3/1（金）～6（水）に、那覇・ひめゆりピースホールでも公演予定。

『カタブイ、1995』2024/3/1（金）～6（水）＠那覇・ひめゆりピースホール／2024/3/15（金）～18（月）＠東京・下北沢小劇場B1
https://www.acookinawa.com/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%96%E3%82%A4-1995/

『島口説』2024/3/20（水）～23（土）＠新宿・R’sアートコート
https://www.acookinawa.com/%E5%B3%B6%E5%8F%A3%E8%AA%AC/

『密航者～波濤をこえて～』2024/3/27（水）～30（土）＠新宿・R’sアートコート
https://www.acookinawa.com/%E5%AF%86%E8%88%AA%E8%80%85-%E6%B3%A2%E6%BF%A4%E3%82%92%E3%81%93%E3%81%88%E3%81%A6/