沖縄民謡界の発展に貢献した先人達と、彼らが残した島唄に敬意を表し、現役世代の唄者達がその唄を歌い継ぎ、未来へとつなげていくコンサート「島唄継承」。毎年年末に行われており、これまでは主に沖縄本島の先人達が紹介されてきたが、7回目となる今年は八重山民謡に焦点を当て、石垣島白保出身の二大レジェンド、山里勇吉と仲宗根長一を取り上げる。メインゲストは、山里の直弟子である大工哲弘と、仲宗根の息子の仲宗根充。若手からは、大工の弟子の伊藤幸太をはじめ、西原和希、比嘉真優子、新城まやら八重山民謡の歌い手と、島袋辰也、仲宗根創が出演する。「誘い役」として、巨匠二人の活躍を間近で見てきた知名定男も登場予定だ。日程は12/10（日）、会場は沖縄市のミュージックタウン音市場。八重山民謡の最高峰「トゥバラーマ」の名唱で知られた山里と、名曲「うりずんの詩」を生み出した仲宗根、二人の遺した島唄と思い出話をたっぷりと楽しみたい。オンライン配信あり。

◆島唄継承 Vol.7「山里勇吉・仲宗根長一の世界」
https://www.otoichiba.jp/event/231210shimautakeisho7/