故郷の宮古島方言（ミャークフツ）で綴った歌詞を、ロックやジャズ、ラテンなど多彩な洋楽サウンドに乗せて歌うシンガーソングライター、下地イサムのデビュー20周年記念アルバム。今作ではコロナ禍による活動制限のため、従来のバンドスタイルでの曲作りができなくなり、イサムは一人パソコンに向かって宅録に挑戦したという。結果的に「自分が納得いくまで作り込める」と感じ、楽曲の完成度が上がったそう。できあがったアルバムには、宮古方言詞の曲を中心に、標準語や英語詞の曲も含め、新作12曲が収録された。力強いビートと早口の方言が絶妙なグルーヴを醸し出すロックナンバー、軽快なリズムに乗って方言が弾むポップソング、切ない歌声とメロディに哀愁がにじむバラードなど、従来作以上にバラエティに富んだ内容で、イサムの新境地を感じさせる一枚となっている。CDには標準語訳もついているので、歌詞の意味も汲み取りながらじっくりと聴いてほしい。

ARIZE
ariz-2022
3,000円
2022/12/24発売

ペース°ンナピストゥン/キュウヌユーヌスウ/Entenka/アカリテーノーリー/ASUDAKI/隣の人/無人島Wi-Fi/ロックイチャー/ブドゥラー/ジュピラディ/アクラ

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下地イサム オフィシャルサイト
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