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組踊の魅力を伝える映画が東京で上映『シネマ組踊 孝行の巻』

2022.11.30
  • イベントニュース
組踊の魅力を伝える映画が東京で上映『シネマ組踊 孝行の巻』

『シネマ組踊 孝行の巻』は、沖縄の伝統芸能「組踊」の魅力を初めて見る人にもわかりやすく伝えようと、組踊の始祖・玉城朝薫(たまぐすく・ちょうくん)の代表作の中から「孝行の巻」を取り上げ、一話まるごと映像化した作品だ。地元の沖縄ではこの秋に上映されて好評を博し、映像文化製作者連盟主催の「映文連アワード2022」でも優秀企画賞を受賞するなど、各方面で高い評価を得た本作が、いよいよ県外でも公開開始。まずは2023/1/28(土)~2/3(金)の1週間、東京・渋谷ユーロスペースでの上映が決定した。県外では組踊が上演される機会自体が少なく、沖縄ファンでも「見て理解できるか不安」という人は多いと思うが、本作ならばその心配は無用。本編前には組踊の歴史や特徴に関する解説が入り、本編にも日本語字幕がつくので、ビギナーも安心して鑑賞できる。生の舞台では見えにくい役者の繊細な表情や、舞台の様式美なども丁寧に捉えており、映像ならではの見応えだ。監督は2009年に公開された映画『アンを探して』を手がけ、シンガポールの新人映画際(AFFF)で邦人初のグランプリ・監督賞を受賞した沖縄県出身の宮平貴子。今後全国でも順次公開予定。

映画と上映の詳細はこちらから
https://kukuruvision.com/cinema_kumiodori_koko/