沖縄出身の住民が多く住むことから「関東の沖縄タウン」と呼ばれ、今年の朝ドラ『ちむどんどん』で全国的にも知名度を高めた横浜市鶴見区。2020年には、鶴見を舞台にした川ちゃん（ガレッジセール・川田広樹さん）主演の映画『だからよ～鶴見』が公開されて話題となったが、このたびその映画第2弾『なんでかね～鶴見』の制作がスタートした。

前作のテーマは沖縄角力（すもう）だったが、今作はエイサー。鶴見に根付くエイサー団体の活動を通し、この町に暮らす人々の絆やウチナー魂を描く物語で、主演はオーディションで選ばれた沖縄出身のモデル＆俳優、比嘉秀海。前作に続き、川ちゃんや「いーどぅし」の2人が出演するほか、大工哲弘、アルベルト城間（DIAMANTES）、きいやま商店、ハンジロウ（元しゃもじ）、宮川たま子ら、沖縄ゆかりのミュージシャンや芸人さんも多数参加する。監督・脚本は、前作と同じく渡辺熱（劇団デッドストックユニオン主宰）。笑いと涙の人情喜劇で、鶴見の魅力満載のストーリーになりそうだ。制作費を募るクラウドファンディングを2022/12/7（水）まで実施中。