沖縄系ペルー人の父を持つ劇作家・演出家で、劇団「岡崎藝術座」を主宰し、「越境する人や文化」をテーマに作品を発表してきた神里雄大。2018年に岸田國士戯曲賞を受賞して注目を集めている彼が、10/28（金）～30（日）に那覇文化芸術劇場なはーととの共同製作で、新作『イミグレ怪談』を上演する。「イミグレ」は移民、そして出入国管理を意味する言葉。「見えない隣人」と旅するホラーコメディに乞うご期待。12月は東京、1月は京都でも上演予定。

◆神里雄大／岡崎藝術座『イミグレ怪談』

日時：2022/10/28（金）・29（土）19:00開演、10/30（日）13:00開演（開場は各30分前、金・土は終演後にトークイベント実施）
会場・問合せ：那覇文化芸術劇場なはーと小劇場（那覇市）TEL.098-861-7810
料金：一般3000円/24歳以下2000円/高校生以下1000円（当日各500円増）、障がい者20％割引、未就学児入場不可

作・演出：神里雄大
キャスト：上門みき/大村わたる/ビアトリス・サノ/松井周

イベント詳細はこちらから
https://www.nahart.jp/stage/kamisato.nahart2022/

●沖縄公演
10/28（金）～30（日）＠那覇文化芸術劇場なはーと小劇場
●東京公演
12/15（木）～19（月）＠東京芸術劇場シアターイースト
●京都公演
2023/1/28（土）～29（日）＠ロームシアター京都

各公演の詳細はこちらから
https://okazaki-art-theatre.com/kaidan/

《神里雄大 プロフィール》
1982年生まれ。劇作家、舞台演出家。越境する人や文化をテーマに、自身の経験も交えた作品を創作する。2006年、『しっぽをつかまれた欲望』（作：パブロ・ピカソ）で利賀演出家コンクール最優秀演出家賞受賞。2018年、『バルパライソの長い坂をくだる話』で第62回岸田國士戯曲賞受賞。国内外の舞台芸術フェスティバルへ招聘多数。平成28年度文化庁新進芸術家海外研修員として2016年10月から2017年8月までアルゼンチン・ブエノスアイレスに滞在。著書に戯曲集『バルパライソの長い坂をくだる話』（2018年、白水社）、『越えていく人——南米、日系の若者たちをたずねて』（2021年、亜紀書房）。