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人間国宝認定記念公演を沖縄で開催「琉球舞踊 志田房子の會」

2022.09.29
  • イベントニュース
人間国宝認定記念公演を沖縄で開催「琉球舞踊 志田房子の會」

2021年秋、琉球舞踊の分野では初となる重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された、琉球舞踊重踊流(ちょうようりゅう)宗家・志田房子。その認定記念公演が、12/4(日)に浦添市の国立劇場おきなわ大劇場で開催される。当日は志田本人の古典舞踊と創作舞踊に加えて、重踊流の二世宗家・志田真木や門下生、賛助出演の舞踊家らによる舞踊も披露される。現在の琉球舞踊界において、名実ともに最高峰となる珠玉の舞をたっぷりと堪能したい。チケット発売は10/17(月)から。

◆琉球舞踊 志田房子の會

日時:2022/12/4(日)開場16:30/開演17:00
会場:国立劇場おきなわ大劇場
料金:前売7000円/当日7500円、2F席購入の学生は当日4000円キャッシュバック(要学生証)
問合せ:沖縄タイムス社読者局文化事業本部 TEL.098-860-3588

《プログラム》★は志田房子出演
第1部:かぎやで風/稲まづん★/今帰仁の桜/蜻蛉羽(あげづば)/豊節
第2部:風の詩★/古見之浦/あかゆら/蛍火/恋のいさり火★/ゆがふ(世果報)★

イベント詳細はこちらから
http://choyoryu.com/

《志田房子 プロフィール》
1937年生まれ。3歳より琉球舞踊の大家 玉城盛重に師事。師の亡き後、田島清郷・仲井真盛良・金武良章・金城宗善・西平守模・真境名佳子・玉城盛義・島袋光裕・新垣義志ら名だたる各師に、それぞれの得意とする技芸を師事。
戦後、9歳の折、 沖縄民政府文化部芸術課主催 芸能審査会にて資格証明書取得。少女時代より「根路銘房子」の名で名を馳せる。琉球王朝期より受け継がれる古典舞踊および明治・大正期に創作された雑踊りの的確な表現に加え、沖縄の香を感じさせる作品を数多く創作。永年にわたり、琉球舞踊の発展、後進の育成につとめている。

主な受賞歴:1954年、沖縄タイムス社 第1回芸能祭ベストテン/1987年、文化庁芸術祭芸術祭賞/1991年、文化庁芸術選奨文部大臣賞/2004年、沖縄県文化功労者表彰/2019年、文化庁長官表彰/2009年、 重要無形文化財「琉球舞踊」総合認定保持者/2021年、重要無形文化財「琉球舞踊立方」各個認定保持者(人間国宝)